ツリーデータ修復法



コンセプト 読めなくなったプロジェクトデータ修復
完成すると ツリーデータを修復できる。




ある日突然「ツリーデータが壊れて開けません!」的なメッセージと共にいつも開くはずのデータが開けない。そんなことが稀にあります。これはそういう時の為の対処法として公開します。
まず状況。壊れているファイルは「RPG_RT.lmt」というファイルであること。
壊れている内容は「マップのツリーデータと各マップの設定内容」ということ。
ツリーデータはマップの親子関係。マップの設定は敵グループとか敵出現歩数とかマップの音楽の設定とか。マップの名前も壊れます。
ここで重要なのはイベント等を保存している「各マップのデータファイル」は壊れていないということ。
つまり作った各マップごとのイベントやマップは壊れていない。

で、どうやって修復するか?
バックアップが無い場合。
新規にプロジェクトを作成し、以前作ったマップの数だけマップを「新規作成」します。
マップの親子関係は後で直せるのでとりあえず数分だけ作る。
50個マップがあってツリーデータが壊れたら、新規プロジェクトで50個マップを作る。
で、保存。そのプロジェクトの「RPG_RT.lmt」を壊れたツリーデータに上書きする。
これで壊れたツリーデータが修復できてプロジェクトを開けます。
開くとどうなっているかというと、マップ名や親子関係・敵グループにマップの音楽は初期設定のまま。肝心のイベントは以前作った時のまま。なので修復作業は親子関係と敵グループと音楽の設定と親マップのマップ名設定だけだ。

バックアップがある場合。
既にあるバックアップデータを「A」とします。 最初に壊れた状態のプロジェクトを別の場所にフォルダごと保存します。これを「B」とします。
AとBとBの本体データの三つが存在することになります。
「A」の「RPG_RT.lmt」を壊れたツリーデータに上書きする。
で、壊れたツリーの方のプロジェクトを開くとバックアップ時の状態で開きます。でもフォルダには最後に作った時の状態で各マップデータが存在します。
バックアップ時のツリーが100で最後に作った状態が110だとすると作るマップの数は10個になります。
作ったらプロジェクトを上書き保存して閉じます。その後「B」に今、上書きし保存したプロジェクトの「RPG_RT.lmt」をコピーします。
後は設定データの修復作業して終わりです。
何でいきなりツリーデータが壊れるのかは不明。マメにバックアップを取っておかないといけないってことなんですねぇ・・・・・・
Googleで「ツクール ツリーデータ」とか検索すると出てきますので調べてみるといいでしょう。







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